モーツァルト生誕250年 プレ・コンサート第1弾!!
Mozartはこの名曲を生み、35年の人生をあっという間に駆け抜けていった…。
13管楽器のためのセレナード「グランパルティータ」


日時 2005年1月25日(火)
7:15p.m.開演

終了しました
会場 第一生命ホール
料金 S\5,500 A\4,500
Sペア・シート\10,000

出演 アンサンブル・ゼフィロ
■曲目 PROGRAMME
モーツァルト:「グラン・パルティータ」13管楽器のためのセレナード KV361/370a
W.A.Mozart:"Gran Partita" Serenade in B-flat major KV361/370a
                 ---
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の音楽 KV527
 (ベルナルディーニ編)  -12の管楽器とコントラバスのための-
         
Mozart(arr.Alfredo Bernardidni): Music from "Don Giovanni"KV527
  Arrangement for twelve winds and double bass


*途中入場はできませんのであらかじめご承知おきください。
■アンサンブル・ゼフィロ ENSEMBLE ZEFIRO
  ギリシア神話に登場するゼフィルスは穏やかなやさしい西風の神である。1989年、ヨーロッパ屈指のバロック・オーケストラのメンバーとして活動していたオーボエ奏者アルフレード・ベルナルディーニとパオロ・グラッツィ、ファゴット奏者アルベルト・グラッツィの3人は、ピリオド木管楽器を中心とした音楽集団を結成し、この神にちなんでゼフィロと名づけた。


  以来、ゼフィロはヨーロッパの主要な音楽祭をはじめ各国で演奏を続け、聴衆からもマスコミからも高評を得ている。また、ゼレンカのソナタ全曲、モーツァルトの木管合奏曲(いずれもアストレ・レーベル)のレコーディングでグラン・プリ・デュ・ディスク(ディアパゾン)など数々の国際賞を受賞し、世界の木管楽器演奏の第一人者と評価されている。初来日。



■来日メンバー PERSONNEL
オーボエ:アルフレード・ベルナルディーニ、パオロ・グラッツィ
Oboes:Alfredo Bernardini, Paolo Grazzi
クラリネット:ロレンツォ・コッポラ、ダニーロ・ツァウリ
Clarinets:Lorenzo Coppola, Danilo Zauli
バセットホルン:ダニエーレ・ラティーニ、ティンダーロ・カプアーノ
Bassetthorns:Daniele Latini, Tindaro Capuano
ナチュラルホルン:ディレーノ・バルディン、フランチェスコ・メウッチィ
Natural horns:Dileno Baldin, Francesco Meucci
           エルメス・ペッキニーニ、ガブリエーレ・ロッケッティ
                           Ermes Pecchinini, Gabriele Rocchetti
ファゴット:アルベルト・グラッツィ、ジョルジョ・マンドレーズィ
Bassoons:Alberto Grazzi, Giorgio Mandolesi
コントラバス:ジャンカルロ・デフレンツァ
Doublebass: Giancarlo De Frenza
■お申し込み・お問い合わせ
アレグロミュージック(03)3403-5871
トリトン・アーツ・ネットワークチケットデスク (03)3532-5702
電子チケットぴあ(0570)02-9990
CNプレイガイド(03)5802-9990
東京文化会館チケットサービス(03)5815-5452
■主催 
アレグロミュージック NPOトリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール
■後援
イタリア大使館/イタリア文化会館/(株)キングインターナショナル/(株)マーキュリー
■ゼフィロのリーダー、アルフレード・ベルナルディーニによる解説
*全文は来日公演ツアー・プログラムに掲載します。
モーツァルトが『グラン・パルティータ』で使った楽器 
    作曲:ウィーン 1781年頃〜1784年



1782年、ハプスブルク家のヨーゼフ2世国王はウィーンに帝国王国ハーモニーという、管楽アンサンブルを創設した。この種のアンサンブルの目的は皇帝の宮殿で、皇帝と彼の客のために、レセプションと宴会の前、最中、後に演奏することだった。
  
まもなくこのウィーン式ハルモニーで一世を風靡することとなり、ウィーンの貴族たちの宮殿で、そしてまもなくヨーロッパのいたるところでおなじようなグループが活動し始めた。

このアンサンブルのレパートリーは主としてオペラの編曲であり、ほんの数日前人々が劇場で耳にした最もポピュラーなアリアを奏でた。しかし、このアンサンブルのために書かれた曲で現在残っているもののいくつかは編曲ではなく特定の作品として書かれたものである。その中に2つヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのKV375とKV388/384aという2曲のセレナードがある。


モーツァルトのセレナード「グラン・パルティータ」(これは彼の自筆の楽譜に別人の手で書き込まれたタイトルである)KV361/370aは1781年から1784年にかけて書かれた(何のためにかは明記されていない)。この傑作は同ジャンルの他のどの曲よりも長く、7つの楽章を持ち、楽器編成も普通より大規模である。通常の管楽八重奏のほかにバセットホルン2本、さらなるホルン2本、コントラバス1台が加わる。
オーボエ
1.オーボエ
(仏:オーボワ、伊:オボエー、オブエー、独:オーボエ)


1660年から1680年にかけて、ルイ14世治下のフランスで宮廷作曲家ジャン・バティスト・リュリが活躍したころ、オトテール、フィリドールといった演奏家兼、楽器製作家兼、作曲家一族によって製作されたこの楽器は、ほどなくヨーロッパ全土を席巻することとなった。それはおそらく音の強弱と音色の変化が豊かだったせいだろう。

18世紀の最初の数十年、バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディのような作曲家は協奏曲、カンタータ、前奏曲の中でオーボエに重要な役割を与えた。
クラリネット
2.クラリネット
(仏:クラリネット、伊:クラリネット、独:クラリネッテ)


18世紀初頭、楽器製作家ヨーハン・クリストフ・デナーによって発明され、古典時代に大流行を見た。

モーツァルトは、おそらくアントン・シュタドラーとの深い友情のせいであろうか。この管楽器に特別な愛着を抱き、彼に協奏曲とバセットクラリネットのための五重奏曲(この楽器のための特別に書かれたもの)を献呈した。
バセットホルン
3.バセットホルン
(仏:コール・ド・バセ、伊:コルノ・ディ・バッセット、独:バセットホルン)


バセットホルンはクラリネットの低音型であり、クラリネット奏者が演奏する。ピッチはFだが、低音域の延長部もついており、親指キーを使って、さらに5度下までの音を出すことができる。


これによりバセットホルンの音域は、彼の時代の他のどんな管楽器も及ばない、4オクターブ以上という驚異的な広がりを得た。


それだけでなく、最低音から最高音のあいだの音色の変化は非常に多彩である。モーツァルトがこの楽器をかくも愛し、後の数々の作品の中で多くの重要な役割を与えたのは、このような理由からだったのかもしれない。
ナチュラルホルン
4.ナチュラルホルン
(仏:コール、伊:コルノ、独:ホルン)


最も典型的な狩猟楽器として何百年も前から使われてきたホルンは、18世紀始め頃オーケストラに採り入れられたが、当初はまだ"コルノ・ダ・カッチャ"(狩猟ホルン)の名で呼ばれていた。


18世紀中頃には、ダイナミックレンジが非常に広いこと、ハーモニーをサポートする能力があることから、オーケストラになくてはならない管楽器になった。
19世紀初頭まで、弁はまだついておらず、空圧とマウスピースの加え方を変化させる自然な技法("ナチュラルホルン"の呼び名の由来)でいろいろな音を作り出していた。
バスーン
5.バスーン
(仏:バソン、伊:ファゴット、独:ファゴット)


オーボエ属の低音楽器として誕生し(最初のフランス名は"バソン・ド・オーボワ")、オーボエと同じようにダブルリードを使う。しかし内孔は非常に長いので、場所を取らないように半分に折る。

バスーンは管楽アンサンブルでは自然なバス管楽器である。ところがモーツァルトの時代には、テノール楽器として高音域で使われることも多かった。




来日公演へ戻るページトップへ戻る |  back