ケネス・ワイス チェンバロ・リサイタル2011
J.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」BWV988






ケネス・ワイス チェンバロ・リサイタル  J.S.バッハ「ゴルトベルク変奏曲」
KENNETH WEISS ■ アメリカ/フランス 日本初のソロ・リサイタル
来日期間: 2011年11月10日〜13日



ニューヨーク生まれ。アムステルダムのスウェーリンク音楽院でレオンハルトに師事。1990年〜93年までレザール・フロリサンのオペラ上演とレコーディングで、クリスティの音楽助手をつとめた、パリ・オペラ座でレザール・フロリサンを指揮。2002、05、07年にはクリスティと共同監督をつとめた。現在、ニューヨークのジュリアード音楽院の教授。最新CDは、ヴァージナルブックから小品を集めた「A CLEARE DAY」。


11月10日(木) 7:00p.m. 京都コンサートホール 
                  お申込み・お問合せ: 075-711-3090


11月11日(金) 7:00p.m. 兵庫県立芸術文化センター
 

11月13日(日) 2:00p.m. 津田ホール お申込み・お問合せ: 03-5216-7131 



ディスコグラフィー 
   
ケネス・ワイス最新盤
●A CLEARE DAY
Pices from the Fitzwilliam Virginal Book
Munday, Dowland, Byrd, Philips,Farnaby,
Gibbons, Peerson, Tomkins,
Richardson, Bull, Anonymous
2010年録音
CD番号: SR111
2011Satirino records

 
イングランドのフィッツウィリアム・ヴァージナル・ブックから16世紀の小品を集め、ヴァージナル、フレミッシュ&イタリアン・チェンバロの3台を作品に応じて弾き分けています。
 それぞれの楽器の特色を聴き分けてみてください。特に3曲のパヴァン(ダウランドのラクリメ、ギボンズのパヴァン、リチャードソンのパヴァンの変奏曲)あたりで聴いてみるとわかりやすいです。軽快なリズム、ほどよく古(いにしえ)を感じさせるワイスの作品との距離感が心地良いCDです。
●J.S.バッハ
「ゴルトベルク変奏曲」
2008年録音
CD番号: SR091
2009 Satirino records

J.S.BACH: GOLDBERG VARIATIONS BWV988
Live recording,
Théâtre St Louis, Pau, France, 12 oct 2008
Harpsichord: Copie d'un clavecin français
anonyme de la fin du, 17 siècle fabriquée par
Philippe Humeau à Barbaste en 1977, ravalée en 2006
<SR091 SATIRINO records>

 
ワイスのゴルトベルク変奏曲のCDは、実は今回で2枚目。初回のCDもかなり良いのですが、今回のライヴを収録したものは、さらにパワーアップ。後半さらに盛り上がっていくすごい集中力です。繊細な録音はチェンバロの爪が弦を弾く音やストップを変える音まで録られています。オペラや歌曲の経験が豊富で、ゴルトベルクの実演を多数踏んできたからこそ表現できる「歌心」あふれた、魅力的な演奏です。