小学生の頃からリコーダーが好きで、庭の竹や笹を細工して横笛を作っていた。ピアノは4歳から習っていたが、12歳より念願のフルートを始める。

1979年、東京芸術大学を経て、同大学院修士課程修了。第1回オーストラリア国際フルートコンクール第1位(1978)、イタリア、アンコーナ国際木管楽器のためのコンクール第3位(1979)、ブダペスト国際音楽コンクールフルート部門第1位(1980)受賞。林リリ子、小泉剛、吉田雅夫、マルセル・モイーズ、オーレル・ニコレの各氏に師事。ピアニストのG.シェボックのマスターコースには1980年から1985年まで参加して薫陶を受けた。

1981年にデビュー・リサイタルを開いてから、ソロ、室内楽の分野で活躍している。スイス、エルネンのフェスティヴァルには、1986年の第1回から毎年招かれている。

1999年と2001年、ブダペストのフランツ・リスト音楽院に招かれ、リサイタルと公開レッスンを行なった。

CDにおいては、アンリエット・ピュイグ・ロジェ教授(ピアノ)との共演による『フルート・イン・スタイル』、『ビリティスの詩』が発売されている。
 
上野学園大学特任教授。
東京音楽大学講師。

2022年9月24日ご逝去。
後進の指導にも励まれ、優秀な奏者を数多く輩出されました。



             

【フルート奏者】

Photo by Makoto Koide

〜黄金の響き〜
華麗なるフルートの世界
日本が誇るトップ・アーティスト