ラケル・アンドゥエサ & アンサンブル・ラ・ガラニア 愛の苦悩─17世紀イタリア・スペインの音楽─ |
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ラケル・アンドゥエサ&ラ・ガラニア 愛の苦悩 17世紀イタリア・スペインの音楽 RAQUEL ANDUEZA & LA GALANIA “LOCURA & TORMENTI” ITALIAN &
SPANISH MUSIC FROM THE XVIIth CENTURY 2016年6月 日本公演プログラム アンリ・デュ・バイイ:わたしは狂気 作者不詳(17世紀)詩/トレンテ編:女さまざまのサラバンド サンス&即興:フォリアス リュリ:わかっている、私が死にかかっているのは 作者不詳(17世紀):不在 作者不詳(17世紀):あなたの瞳は サンス:カナリオス ケベド詩/トレンテ編:トレナのハカラ intermission メールラ:そんな風に思うなんて ストロッツィ:恋するヘラクレイトス 作者不詳(17世紀):私の美しい人 カプスベルガー:パッサカリア モンテヴェルディ:安らかにみな忘れ コルベッタ:シャコンヌによるカプリース マッツォッキ:怒りよ、勇敢な王者よ モンテヴェルディ:これほどにも甘美な苦悩が |
ラケル・アンドゥエサ (ソプラノ) Raquel Andueza, Soprano スペイン生まれ。スペイン・ナバラ州とロンドン市から奨学金を得てロンドン・ギルドホール音楽演劇学校で学ぶ。優秀な成績を修め、学士号(音楽)を取得。リチャード・レヴィット門下に学ぶ。 共演した古楽アンサンブルはラルペッジャータ、リ・インコーニティ、アル・アイレ・エスパニョール、エル・コンシエルト・エスパニョール、オルフェニカ・リラなど多数。2003年からラ・コロンビーナ四重唱団メンバー。また、テオルボ奏者ヘスス・フェルナンデス・バエナとともに17世紀のイタリア音楽に特化したデュオを組み、2010年には自身のアンサンブル「ラ・ガラニア」を結成。 最近はソリストとしてヨーロッパ各都市の主要なフェスティバルやホールで活動している。2012年には、ニューヨークのカーネギーホールやBBCプロムスへの出演を果たした。 これまでにウィリアム・クリスティ、ファビオ・ビオンディ、エミリオ・モレーノ、エドアルド・ロペス・バンソ、オッターヴィオ・ダントーネ、コリン・デイヴィスなどの指揮者と共演。 後進の指導にも取り組み、テアトロ・レアルやブルゴス大学、アルカラ大学に定期的に招かれている。 ヴァージン・クラシックス、グロッサ、NBムジカ、アクセントゥス、Zig-ZagからCDをリリース。2010年には自身のレーベル「アニマ・エ・コルポ」を設立し、2011年1月にリリースした「Yo
soy la locura」が「フェストクラシカ2011」賞を贈られた。 |
ラ・ガラニア La Galania 2010年にアンドゥエサとバエナによって立ちあげらた、17〜18世紀のバロック音楽を専門とする古楽グループ。詳細な歴史考証に基づいた演奏に定評がある。パンプローナ大聖堂でのペルゴレージ≪スターバト・マーテル≫デビュー公演以来、世界的な劇場や音楽祭に多数出演している。メンバーはアル・アイレ・エスパニョールやラルペッジャータ等の有名グループにも参加。2011年からこれまでに「Yo soy la Locura」、「Alma mia」、「Pegaso」をリリースし、熱狂的な支持を得る。 2015年、「Yo soy la locura 2」を発表。
エステパ生まれのテオルボ奏者。セビリャ高等音楽院でギリェルモ・ペニャルベル、フアン・カルロス・リベラに師事。その後ハーグ王立音楽院に進み、2002年にディプロマを取得。これまでにアル・アイレ・エスパニョール、プリヴァーテ・ムジケなどスペインのアンサンブルと数多く共演しており、著名な音楽祭へも多数出演している。フランス・ブリュッヘン、ポール・マクリーシュなどの有名指揮者やマグダレーナ・コジェナー、ヌリア・リアルなどとも共演し、2003年にはラケル・アンドゥエサと17世紀のイタリア音楽に特化したデュオを結成。ハルモニア・ムンディやドイツ・グラモフォンの他、自身のレーベル「アニマ・エ・コルポ」からCDをリリースし高い評価を得ている。 ピエール・ピツル (バロック・ギター) Pierre Pitzl, Guitarra Barroca 1965年生まれ。ヴィーン国立音楽大学でギターを学び、1984年にソリストディプロマを得て、ユーゲント・ムジツィールトで入賞した。バーゼル・スコラ・カントルムでリュートをオイゲン・ドンボワ、ホプキンソン・スミス、ユルゲン・ヒュープシャーに、室内楽と通奏低音をイェスパー・クリステンセンに師事し、後にはヴィオラ・ダ・ガンバをヴィーラント・クイケン、クリストフ・コワンに師事した。数年の間バロック・ギターのソリストとして、また伴奏者として精力的に活動し、アル・アイレ・エスパニョール、コンチェルト・ケルン、クレマンシック・コンソート、アンサンブル・デダルス、フランス・ブリュッヘン、アカデミア・モンティス・レガリスなどと共演。出演はザルツブルク音楽祭、ヴィーン・レゾナンツェン古楽音楽祭、ルツェルン音楽祭、ベルリン室内フィルハーモニーなど多数に及ぶ。 アンサンブル「プリヴァーテ・ムジケPrivate Musick」のディレクターを務め、CDもリリース。さらに、様々なマスタークラスで指導に当たるほか、ブルノ大学、フランクフルト音楽大学でも教鞭を執っている。現在、ヴィーン国立音楽大学でヴィオラ・ダ・ガンバを教えている。 |
日本公演でも歌われる曲です。
トレナ(牢屋)のハカラ
リュリ: わかっている、私が死にかかっているのは
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